NOUDOは岩崎泰三による多次元的なコーヒーへの取り組みを総称するプロジェクトでありブランドです。 これまでの多岐にわたる活動の中で、FROM SEED TO EMOTIONS (生豆から感動まで) という概念の元、コーヒーに関わるプロフェッショナルとして、最高のサービスを考えてきました。 NOUDOというブランド名には、コーヒーの濃さ・深さのように「コーヒーが持つ様々な表情を、適切な濃度で届けたい」という願いが込められています。 コーヒーの世界には、香りや味わいなど親しみやすく日常に寄り添う側面から、研究精神を持って知識と技術を深めるマニアックな側面、長い歴史や文化、社会情勢の背景、新しい生産方法や価値観など、まだまだ開拓されていない未知の領域が果てしなく広がっています。 そんな奥深い世界だからこそ、一つ一つの情報の濃度を意識して活動・発信することでより多くの方へ届けられる在り方を目指しています。 また、本サイトは様々な活動情報のアーカイブであり、世界に開かれたショップであり、岩崎泰三のコーヒーの宇宙をいつでも俯瞰できるような場所したいという想いで開設いたしました。 皆さまのコーヒーライフをより豊かにする引き出しとして、ご活用頂けることを願っております。
東京都練馬区出身
株式会社COURO代表取締役/TCL ROASTING FACTORY代表/CQI認定Q Arabica Grader(2015-2024)
管打楽器奏者/音楽教育家/国立音楽大学器楽学科卒
幼少より磨かれた音楽的感性に基づく鋭敏な五感を生かし、大会場でのライブパフォーマンスから究極のハンドドリップコーヒー抽出までジャンルの枠を超えた多彩な活動を展開。
国立音楽大学器楽学科在学中より管打楽器奏者としての活動を開始し、自身のリーダーコンボを中心にジャズ、ロック、ブラジル音楽、クラッシックなど幅広いフィールドにおいて国内各地やフィンランド、韓国にて演奏活動を展開。東京都公認ヘブンアーティストとして大道芸ワールドカップ2008に公式出場。また、多彩なジャンルと楽器を駆使した音楽レッスンに定評があり、幼稚園から小中高校まで全国の教育機関での講師活動をライフワークとして行う。
伝説の名店 吉祥寺「もか」の焙煎豆に衝撃を受けた17歳当時から独学で積み重ねたコーヒーに対する知識と情熱を生かすべく、音楽活動と並行し2008年12月『銀六珈琲 時‥
コロナ禍におけるおうちカフェ需要の高まりを受けYoutubeチャンネル /岩崎泰三 -Coffee Journalist Taizo Iwasaki- を開設し2020年から様々なコンテンツを積極的に配信。身近にあるコーヒー飲料の深掘りレビューから業界最先端のニュース解説まで、製作動画数は約3年間で600本を超える。2023年3月、チャンネル登録者数10万人を突破し、実名活動するコーヒー系YouTuberとしては国内最大規模に成長。2021年に発表した著書『はじめてのおうちカフェ入門 自宅で楽しむこだわりコーヒー』(マイナビブックス)は二度の重版となり中国語翻訳版も刊行。2022年には日本テレビ系『午前0時の森』番組内で劇団ひとり氏/村上信五氏の為に製作したオリジナルコーヒー診断チャートがSNSで話題となるなど、新たなコーヒーファン層開拓の実績が業界内外に多くの反響を呼びメディア出演や執筆依頼多数。また、国際関係や文化多様性への幅広い知見を生かし、ベネズエラやパナマを始めとする各生産国駐日大使館のコーヒー監修やアドヴァイザーとしても活動。コーヒーのみならず紅茶全般や伝統的な茶道文化にも造詣が深く、日本的感性と食文化に根ざしたコーヒーの作法(お点前)を体系化し海外に発信すべく、現在国内各地の伝統工芸作家や茶人とのコラボレーションを鋭意展開中。
NOUDOでは、焙煎から2~5日以内のコーヒー豆をお届けしています。
炭酸ガスを多く含んだ新鮮なコーヒー豆はよく膨らみ香りも出やすいのですが、コーヒーの奥深い楽しみはその後の熟成変化にあります。粉砕せずに適切な環境で保管されたコーヒー豆は、1週間、2週間、、と時間を経ることにより様々な変化を見せてくれます。炭酸ガスの発生が落ち着くと立ち上る香りは減少していきますが、同時に繊細な香りや複雑なフレーバー、そして柔らかな甘みが出現します。
日々のコーヒータイムにさりげない驚きと感動を。
コーヒー豆をよく観察するとひと粒一粒、個性的な顔をしています。形の違いや、焙煎後の色のわずかな差はもちろん、欠けた豆や、貝殻豆、小粒豆など。そのコーヒーが育ってきた土壌の成分や降雨量などの要因、精製時のダメージ、保管環境によるもの、などその外観的差異がどこから来るのかは様々です。ディフェクト(欠点豆)と呼ばれ味に悪影響を及ぼす豆もありますが、実は見た目に差があっても味に影響のない豆も多くあります。
NOUDOでは、2種類の比重選別機を通し、さらに国際基準のQグレーディングに基づいたハンドピックを行ないます。ただ見た目だけを揃えるのではなく、あくまでもそのコーヒーの個性を生かすため。丁寧な手仕事を心がけています。
焙煎後の熟成によって起こる味や香りの変化を感じて頂くため、コーヒー豆ごとに焙煎日と飲み頃期間をラベルに表示しています。
焙煎後の炭酸ガス放出と酸化現象を含めた状態変化を前向きに“熟成”と捉え、日々変わりゆく繊細な表情を楽しむ事を大切にしています。ぜひ個性豊かなコーヒー豆との対話をお楽しみください。
アドバンストコースではコーヒー豆の熟成変化をより感覚的に体感していただくため、各月のカレンダーに焙煎日と飲み頃期間をマークしたデザインを採用しています。
カレンダーに引いた飲み頃のラインはあくまでも岩崎泰三が考える目安です。皆さんの嗜好はもちろん、保管環境や抽出方法によってもピークの考え方は異なります。
一杯のコーヒーの味わいは、様々な要素で変わります。粒度、温度、速度、そして濃度。その全ての要素を最も柔軟に調整することができる抽出方法が”ハンドドリップ”です。まるで旬の素材を使った手料理のように、その日の豆のコンディションや飲み手の嗜好に合わせてレシピは無限。もちろん、それによって期せずして味が変わってしまうという不安定な側面もあります。しかし、だからこそ、日々の暮らしに寄り添い、人の手で大切に作った温かさが漂う特別な一杯が生まれます。
毎回全く同じ味を作るのは専門店に任せて、気軽に自由に。コーヒーのある豊かな時間を楽しみたいですね。
コーヒードリップの方法は様々ですが、NOUDOの焙煎や熟成への考え方に基づいた”推奨レシピ”を同封のパンフレットに記載しています。あくまでも目安として一度お試し頂き、お好みやシーンに合わせて自由にカスタマイズしてください。豆ごとに異なる推奨レシピには、素材や生産者へのリスペクト、そして私たちのコーヒーの楽しみ方へのメッセージが詰まっています。
また、NOUDO×KONOオリジナルドリッパーは、使い込むことによって温度を可視化できるだけでなく、刻印された通称”NOUDOライン”は粉量や抽出速度の目安に使用することが出来るように設計されています。
NOUDOで販売するコーヒー豆の多くは、[コーヒーを愛しすぎた男 岩崎泰三]によるYouTubeチャンネル /岩崎泰三 -Coffee Journalist Taizo Iwasaki - で紹介されています。焙煎アプローチに込められた味作りへの想いや、実際のドリップの様子をご覧頂きながら、より一層それぞれのコーヒー豆の特徴と個性を感じて頂くことができます。各商品ページにリンクが表示されていますので、ぜひそちらからご確認ください。
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